浦レポ by 浦和フットボール通信

宇賀神友弥が見せた相手も嫌がるサイドからの崩し【河合貴子 試合のポイント/天皇杯2回戦YS横浜戦】

序盤に苦戦するも3得点で勝利

YBCルヴァンカップ・プレーオフステージ、アウェイの甲府で情けない敗戦を喫して、中3日で迎えた天皇杯2回戦。そぼ降る雨の中、J3のY.S.C.C横浜と浦和の聖地である浦和駒場スタジアムで対戦した。

週末には、3-0以上で勝たなければならないYBCルヴァンカップ・プレーオフステージの甲府戦が控えている。だが、連戦を考慮してなどといっている場合ではない。1発勝負の天皇杯で、しかもカテゴリーが下のクラブに連敗は許されない。浦和は、甲府戦を回避した阿部勇樹選手をスタメンで起用し、4-2-3-1で臨んだ。一方のYS横浜もリーグ戦から2選手だけ入れ替えたベストメンバーで挑んできた。

試合開始からアグレッシブな姿勢を見せてきたのは、YS横浜であった。先制点を獲って試合運びを楽にしたい浦和であったが、攻撃のリズムが作れずに苦戦。そんな展開の中で17分に長澤和輝選手が、左肩関節脱臼で負傷交代を余儀なくされてしまった。投入されたのは、山田直輝選手であった。山田選手が、水を得た魚のように攻守にわたりアグレッシブに動きまわり、浦和が主導権を握り始めた。だが、決定的なチャンスが作れない。

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