浦レポ by 浦和フットボール通信

例年の天皇杯と違い、結果だけではNG マルティノスの前残りをどこまで許すのか【轡田哲朗ゲームレビュー/天皇杯2回戦YS横浜戦】

(Report by 轡田哲朗)

昨季までとは意味合いの違う天皇杯初戦

浦和レッズは6日の天皇杯2回戦でY.S.C.C.横浜に3-0で勝利した。この日のメンバーには、2日のルヴァン杯プレーオフステージ初戦、ヴァンフォーレ甲府に0-2の敗戦を喫した試合にスタメンだった選手が10人残った。オズワルド・オリヴェイラ監督が「ゲームメークを託す予定だった」と甲府戦後に話した阿部勇樹がスタメンに入り、それに伴うポジション変更で李忠成がベンチスタートになった。

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が長期政権を築いていた昨季までであれば、基本的に天皇杯のベスト16か準々決勝に残る前のゲームは、オーディションの場だった。つまり、どの選手が今後レギュラー組とポジションを争っていけるのかという見方が支配的になり、今更チームの戦術や試合内容を考える場ではなかった。なぜなら、こうしたカテゴリーの違う相手にターンオーバーをして、戦術がハマったのハマらないのというのは考える必要がなく、完成度を問うような段階でもない。つまり「勝てばOK」という根本的な部分で済んでいた。

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