浦レポ by 浦和フットボール通信

「更に成長した姿を、みなさんにお見せできる日が来ることを楽しみにしています」猶本光がSCフライブルクに完全移籍

浦和レッズレディースの猶本光選手(24歳)が、女子サッカー・ブンデスリーガ1部 SCフライブルク(ドイツ)に完全移籍することを浦和レッズが発表した。なお、猶本光選手が出場可能な最後の試合は7月8日(日)に行われる、2018プレナスなでしこリーグカップ1部Aグループ第9節日テレ・ベレーザ戦となる。

プロフィール
【選手名】猶本 光 NAOMOTO Hikaru
【生年月日】1994年3月3日生まれ(24歳)
【出身地】福岡県
【ポジション】MF
【身長/体重】158cm/55kg
【サッカー歴】小郡東野少年サッカークラブ→FC Lieto→女学院Paso Dorad→アンクラスFC Paso Dorad→福岡J・アンクラス→ANCLASサテライト→福岡J・アンクラス→浦和レッズレディース

猶本選手コメント

「7月から女子ブンデスリーガ1部のSCフライブルクに移籍することになりました。レッズレディースでは2012シーズンから6年半の長い期間、お世話になりました。

レッズの環境、クラブの大きさ、ファン・サポーターの数、熱い応援、すべてに圧倒され、こんなクラブでプレーできるのか、とすごくワクワクしたのを覚えています。地元福岡から出て、初めての1人暮らし、初めての移籍、初めての大学生活など、新しい環境に慣れることは大変でした。そんな1年目から今まで、たくさんの方に支えられてきました。日本一熱いファン・サポーターの方々はどんな時も温かく見守ってくれました。

クラブスタッフ、監督、コーチ、そしてチームメートたちと過ごした時間は本当に大切な宝物です。色々な経験をさせてもらい、多くのことを学びました。もちろんうまくいくことばかりではなかったですが、みんなで乗り越えてきた経験は私の大きな財産です。練習したことを試合で発揮し、結果が出た時の、みんなで成し遂げることができたといううれしさは格別でした。本当にみんなに感謝しています。そして、1つみんなでご褒美を掴みとりました。2014シーズンなでしこリーグ優勝。レッズレディースのユニフォームに星を1つ刻めたこと、すごくうれしく思います。

2012年U-20女子ワールドカップでドイツと対戦した時、世界とのレベルの差に衝撃を受けました。その時のことを忘れることなく、今までトレーニングや試合に臨んできました。そして6年半経った今、やっとチャレンジしたいと心から思えるまで成長できたので、このタイミングで移籍を決断しました。しかし、世界と戦える選手になるためには、まだまだ成長しなくてはならないことに変わりありません。

新天地から良いニュースを日本に届けることができるよう、がんばってきます。そして、更に成長した姿を、みなさんにお見せできる日が来ることを楽しみにしています。

レッズレディースの選手としてプレーできる試合がまだ残っています。残りの試合もチームの勝利のために精一杯プレーしますので、今までと変わらず応援よろしくお願いします」

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