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無料記事:高木俊幸がオススメしてくれた絶品洋食屋さん【取材日記】

(取材・文・写真)河合貴子

高木選手が清水時代に通いつめたお店

疲れている時に、おいしい物を食べると本当に幸せな気分になり、活力が湧いてくる。キャンプ5日目、午後の練習が室内トレーニングのみとなり取材対応がなくなった。そこで!やっと空いた時間を利用しておいしい物を食べに出かけてみることにした。

おいしい物のとは・・・。昨シーズンまで浦和で活躍していた高木俊幸選手が、清水時代に通っていた洋食屋さん「まんぷくや」だ。

高木選手から「デミグラスソースがおいしくて、ハンバーグやオムライス。ペペロンチーノ。何でもおいしい。洋食屋さんなのに、サバの味噌煮を出してもらったこともある」と聞かされていたお薦めのお店だ。浦和時代には、オフに車で食べに出かけたり、真空パックにして食材を送ってもらうほどだった。

清水から車で15分ほどで到着。お店は、カウンターの席もありお一人様でも気軽にお食事ができ、雰囲気も良い。ワールドカップ期間中ということもあって、ワールドカップとさりげなくパルちゃんが飾ってあった。

おいしそうなTボーンステーキも食べてみたいが・・・。ここは迷わずに高木選手が話していたデミグラスソースがかかったハンバーグにした。何よりもうれしいのは、サイズが選べることだ。自分の食を考えて、少し小さめのカップスープとミニサラダがついた洋食Bセットにしてみた。

ハンバーグが焼き上がるまで、ポタージュスープを飲み、ミニサラダを食べる。ポタージュスープを一口。思わず「う~ん」と、うなりたくなるぐらいじっくりと煮込まれた濃厚な味わいに、疲れた身体が癒やされていく。

そして、食べ終わる絶妙なタイミングでハンバーグが登場!

ハンバーグの表面が、カリッとした感じに焼き上がり、ナイフを入れると肉汁があふれ出す。そこにデミグラスソースだ!口の中で、何ともいえないお肉のうまみがファワ~と広がるではないか!!口の中でハンバーグとデミグラスソースが醸し出すハーモニー、このおいしさは食べた人にしか分からない!

デミグラスソースは、食材にこだわり手間をかけて20日間もかけて完成したものであった。また、ハンバーグはなんと贅沢に松阪牛の切り落としを使用。お店で松阪牛をブロックで仕入れ、切り落とされたお肉をお店で挽肉にして作るそうだ。さすが、高木選手が薦めるだけある。手間をかけるのは「料理人なら、当たり前ですよ」とマスターは笑った。

そして、高木選手の話で盛り上がる。高木選手は、昼・夜と1週間も通いつめたことがあったそうだ。さすがに、プロのサッカー選手の食が偏ってはいけないとお店側も気をつかいバランスの良い食事を提供したそうだ。マスターは「バランスの良い食事は、大事ですよ」と話す。

このまんぷくやの常連は、高木選手だけではなかった。伊藤翔選手や小野伸二選手、引退してしまったが三都主・アレックス氏も清水時代に通っていた。

最後に、お店側のお心遣いでデザートを頂いた。お皿も冷えていて、何気ないお店の気配りが感じられる。もう~大満足!高木選手が、毎日通ったのが本当に理解できる「まんぷくや」であった。

良い食材を生かす料理人の腕があり、おいしい料理をおいしく頂ける真心がこもったお店であった。本当においしく、素敵なお店を紹介してくれた高木選手に感謝です。有り難うございました。そして、ご馳走さまでした。

※素人写真で、うまく撮影できずにすみません。ぜひ、機会があればおいしいハンバーグを召し上がってみて下さい。

C大阪に移籍した高木選手には、今も真空パックにして食材を送っているそうです。

 

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