逆転勝利を呼び込んだマウリシオが「このチームは、もっと強くなる!」と勝利に自信を深めた理由【河合貴子 試合のポイント/天皇杯3回戦松本戦】
(Report by 河合貴子)
マウリシオの2発で逆転勝ち
勝たなければ、何も意味をなさない天皇杯。来シーズンのACL出場への道にもなっている。その天皇杯3回戦を敵地である松本平広域公園総合競技場アルウィンに乗り込み、J2首位の松本山雅と対戦した。
久しぶりにアウェイの雰囲気に飲み込まれそうな立ち上がりであった。10分、下川選手のグラウンダーのクロスに対して、斜めに走り込んできた永井選手のヒールシュートが決まり失点。浦和としては、一番やられたくないショートカウンターからの失点であった。
1点のビハインドを負った浦和は、主導権を握って松本の5DFを崩しに掛かるが、なかなかゴールを決めきることができない苦しい展開になってしまった。
しかし、浦和を救ったのはセットプレーであった。前半終了間際の42分、柏木陽介選手の右CKをファーサイドで槙野智章選手がヘディングで折り返し、マウリシオ選手がヘッドで押し込み1-1とした。そして85分、柏木選手の右CKをマウリシオ選手がうまく合わせたヘディングシュートが決まり逆転に成功。浦和は、松本に勝利して3回戦の突破を決めた。
システム変更の狙い
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