退いた相手をいかに崩すかが問われる一戦 興梠慎三は「個人タイトルが欲しい」と、ゴールを貪欲に狙う
アウェイで引き分けた長崎との対戦
ワールドカップ中断明けから、公式戦5試合(天皇杯 松本山雅戦2-1、J1リーグ名古屋戦3-1、C大阪戦1-1、広島戦4-1、川崎戦2-0)4勝1分けと好調な浦和。
何と言っても、首位の広島と暫定3位の川崎を撃破したのは痛快であった。だが、ここで気を緩めてはいけない。酷暑の中での連戦だ。しかも相手は、アウェイで1-1の引き分けだった長崎だ。
堀監督体制で挑んだ長崎戦は、試合開始から主導権を握ったのはもちろん浦和であった。長崎は、我慢強い守備からカウンターを仕掛けるチャンスを狙っていたのだ。
浦和が、再々訪れるチャンスを決めきれないでいると、前半終了間際の42分にルーズボールを拾われ翁長選手が左サイドからエリア内へとドリブルを仕掛けたところを、遅れて対応した遠藤航選手の足が掛かったとPKの判定。このPKを鈴木選手がしっかりと決めてJ1初参戦の長崎に先制されてしまった。
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