長崎戦はスコアレスドローに終わる 柏木陽介が攻撃部分での課題を感じていることとは【河合貴子 試合のポイント/明治安田生命Jリーグ第20節 長崎戦】
(Report by 河合貴子)
長崎戦はスコアレスドローに終わる
試合の終了を告げる笛が鳴ると、なんとも言えぬ倦怠感と疲れがドッと押し寄せ、肌にまとわりつく蒸し暑さが埼玉スタジアムを包み込んだ。一進一退の攻防の末、両者が出した結果はスコアレスドローであった。
酷暑の中で迎えた3連戦、広島と川崎の上位に勝利を収めた浦和は、3連勝を目指し上位進出を掛けて下位に沈む長崎と対戦だった。
試合後の記者会見でオリヴェイラ監督は「少し特殊な試合になりました。相手はゲームをぶつ切りにし、ゲームのリズムを作らせないという戦略できた」と話し出して「カウンターで決定機を作っていたので、負けてもおかしくありませんでした」と険しい表情を浮かべるほどであった。
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