ニュースタイルで挑んだリーグ再開戦はスコアレスドローに終わる【河合貴子 試合のポイント/なでしこリーグ第10節 市原・千葉戦】
(Report by 河合貴子)
新システムを導入のニュースタイル
ピッチを駆け抜ける風が、夏の終わりを告げていた。約3カ月ぶりに再開した、なでしこリーグで浦和レッズレディースは、中断明けの初戦をアウェイに乗り込んでジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦した。
石原孝尚監督は「オランダ遠征を含めて、この夏で少しイジってオプションを持ちながら中盤に人数をかけているので、奪われた時に奪い返したい。運試しじゃなくて、キッチリとゼロで抑えながらだ。選手たちが、頑張ってくれているから選べるシステムだ」と話し、この中断期間に取り組んできた柴田華絵選手をアンカーに置き、トップ下に加藤千佳選手と佐々木繭選手、菅澤優衣香選手の1トップにした4-1-4-1のシステムで挑んだ。
そして、石原監督は「ニュースタイルですよ。いろいろとチャレンジしながらやってますよ。どうでした?」と不敵な笑みを浮かべ、ベンチにずっと座ったまま戦況を見守り、正木コーチがピッチに指示を送る中で試合が進められた。
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