興梠慎三が信頼するオリヴェイラの下で感じた手応えと課題【2018シーズン選手レビュー】
(Report by 河合貴子)
更なる飛躍を誓う
昨シーズン、成績不振の中で浦和の再建を誓いオリヴェイラ監督がシーズン途中から指揮を執った。監督が代わればサッカーも変わり、選手それぞれに求められる役割も違ってくる。長期政権だったペトロヴィッチ監督の攻撃的なスタイルは、すでに見る影もなかった中で、オリヴェイラ監督はまず守備に重きを置き取り組んでいった。
華麗なコンビネーションで対戦相手を翻弄して見る者を魅了するゴールシーンは見られなくなったが、しっかりとブロックを作る堅い守備や前線からのプレスを掛ける判断など改善され、粘り強い闘いができるようになった。その結果、2017年シーズンは54失点だったが、2018年シーズンは39失点まで減った。
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