浦レポ by 浦和フットボール通信

初めてスパイクを履いた武藤雄樹 「やっぱりそこは目標」という復帰のターゲットは?


(Report by 轡田哲朗)

天皇杯の決勝から約2カ月ぶりのスパイク

「いやー、今までにはないですね。初めてです」

武藤雄樹に、これまでのキャリアでキャンプが完全別メニューになった経験があったかを問いかけた答えがこうだった。昨年11月のリーグ第33節湘南ベルマーレ戦、相手選手との接触で武藤の右足首は悲鳴を上げた。それまでにも十分に厳しい日程を乗り越えてきて、小さな負傷はいくらでもあったが、このダメージは大きかった。結果的に、武藤は天皇杯の準決勝、鹿島アントラーズ戦では自ら途中交代を要求した。それにもかかわらず、ベガルタ仙台との決勝では痛み止めの処置までしてピッチに立った。その代償が、このキャンプの完全別メニューだった。

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