浦レポ by 浦和フットボール通信

柴戸海がA契約まであと11分!プロ2年目への思いは?


(Report by 河合貴子)

クレバーなプレーで出場を虎視眈々と狙う

小学生の男の子たちのなりたい職業ランキングで、第1位はプロサッカー選手だ。子供たちの憧れる職業だが、本当に厳しい現実がある。

プロサッカー選手の場合はA契約、B契約、C契約と分かれ、基本報酬の年額460万円以上もらえるA契約選手は各クラブ25人までとされ、試合出場プレミアムや勝利給などの変動報酬を自由に設定できる。

B契約の選手は基本報酬の年額460万を越えてはならない規定があり、変動報酬は自由に設定できるが1試合あたりの出場プレミアムの限度額が設定されている。C契約はB契約と同じであるが、ただ勝利プレミアムはA契約の最低金額を上回ってはいけない。

プロ選手になったからには、当然A契約を目指す。J1の場合は450分試合出場(リーグ戦・カップ戦・天皇杯・ACL・日本代表Aマッチ・U-20ワールドカップ本大会など)するか、もしくはC契約が3年経過しないと、A契約およびB契約を締結することができない条件がある。ルーキーたちにとっては、ポジション争いに勝ち450分の試合出場時間を積み重ねるのは本当に苦難の道なのだ。

この450分まであと11分に迫ったのが、プロ2年目の柴戸海選手だ。

(残り 625文字/全文: 1148文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ