浦レポ by 浦和フットボール通信

イタリア風味な1-0勝利 オズの浦和でエンタメ性をどこに見出すか【轡田哲朗レッズレビュー/J第7節G大阪戦】


(Report by 轡田哲朗)

ガンバ戦や鹿島戦ならではの雰囲気

浦和レッズは14日のリーグ第7節で、ガンバ大阪に1-0で勝利した。彼らの本拠地が吹田スタジアムになってからのリーグ戦で勝利したのは初だった。試合前から、両チームのサポーターは“ブーイングの交換”をしていた。エールの交換ではなくだ。もしかしたら、こうした形でサッカーに関わっている以上、現在の情勢ではそうした風潮に苦言の一つも残すのが正解なのかもしれないが、ウソは言えない。私はこういうスタジアムの雰囲気が好きだ。そもそも、試合というのは互いに勝利を目指している時点で利害関係の一致しないものだから、無理に仲良くしようとしないで良いものだと思っている。そうした意味では、年間の中で鹿島アントラーズ戦やガンバ戦のスタジアムというのは、ピリピリとしていて良い雰囲気だと感じる。そして、こうした空気感は恐らくピッチ上の選手たちのプレーに影響も与えていただろう。

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