ゴールは守ったがボールは奪えなかった 確率が収束する前に内容の向上を【轡田哲朗レッズレビュー/J第8節神戸戦】
(Report by 轡田哲朗)
データ会社の発表では25パーセントだったポゼッション率
浦和レッズは20日のリーグ第8節でヴィッセル神戸に1-0の勝利を収めた。前半10分を前に相手の最終ラインで起こったミスを突いて興梠慎三がPKを獲得し、自ら蹴り込んだものが決勝点になった。一方で、試合全体のボールポゼッションはデータ会社「OPTA」の発表だと25.4パーセント。中には30パーセントとしているデータもあると聞くが、この辺りはデータの取り方によるちょっとした違いなので、概ねそういうゲームだったということだ。
これは、A選手からB選手に向けてパスが出された時、ボールが通ってからポゼッションタイムに加算するデータと、途中でカットされたとしてもそれまでにボールが飛んでいる時間をそのまま加算していくデータがあるので、こうした多少のズレは起こり得る。
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