今夏のJリーグ移籍市場の深層をベテラン代理人が明かす(J論)

浦レポ by 浦和フットボール通信

誤審でレッズにとっては難しい試合に マルティノスは今季初先発で躍動するが【河合貴子 試合のポイント/J第12節湘南戦】


(Report by 河合貴子)

誤審から流れが変わり逆転負け

天国から地獄へと落とされたような何とも言い難い敗戦であった。

ACLグループステージ突破を掛けた北京国安戦を視野に入れ、完敗した前節の名古屋戦からスターティングイレブンを7選手入れ替えて臨んだ湘南戦であった。試合出場のチャンスをつかんだ選手たちは、生き生きとして前線からハメ込むアグレッシブな守備をみせ、球際でも負けず攻守の切り替え早く主導権を握っていったのだ。

22分に長澤和輝選手、25分にアンドリュー・ナバウト選手のゴールが立て続けに決まり、浦和は勢いづいていた。しかし、悲劇が起きた。31分、クサビの縦パスを受けた梅崎司選手が反転して杉岡大暉選手へ。杉岡選手がプレスをうまく交わして放ったシュートが、右ポストに直撃しながら左のサイドネットを揺らした。湘南の選手たちは、ゴールを確信して喜び、左のサイドネットに当たって跳ね返ってきたボールを拾った西川周作選手は、キックオフのためにセンターサークルへと投げたのだ。確かに杉岡選手のゴールは決まっていたが、判定はノーゴール。明らかにあってはならない誤審であった。この誤審によって、インプレーと判断した長澤選手がカウンターを仕掛けてマルティノス選手、ナバウト選手が湘南ゴールへと襲い掛かったのだ。しかし、マルティノス選手のパスを受けたナバウト選手が、トラップした瞬間にGK秋元陽太選手が果敢に飛び出してボールをつかみ交錯。これによりナバウト選手は、右膝を負傷し交代を余儀なくされてしまった。

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