浦レポ by 浦和フットボール通信

不足した「断固たる決意」 ACLとの兼ね合いで考えてみたいこと【轡田哲朗レッズレビュー/J第13節広島戦】


(Report by 轡田哲朗)

ACLとのメンバー構成が注目された対戦

浦和レッズは26日のサンフレッチェ広島戦で、リーグ戦4連敗となる上に0-4という大敗をホームで喫した。試合後のオズワルド・オリヴェイラ監督による記者会見では、21日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)、北京国安(中国)戦で消耗の激しいゲームをしたことからの回復を見誤ったことを敗因の1つとして挙げられた。

実際に、スタメンは10人が北京戦から同じで、残り1人の長澤和輝も柏木陽介が前半13分で負傷交代した際に投入された選手なので、実質的には11人が全く同じメンバーだったといって差し支えない。一方の広島は、22日にメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)とACLの試合をアウェーで戦っているが、首位通過を決めていたこともありベンチ入り4人という少人数での遠征。9人が遠征回避組で、2人はACLとの連続出場という構成だった。

(残り 3914文字/全文: 4308文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ