浦レポ by 浦和フットボール通信

”ジョーカー”マルティノスの起用が的中 大槻監督の起用の狙いとは【河合貴子 試合のポイント/J第15節鳥栖戦】


(Report by 河合貴子)

2試合連続のアディショナル弾

雨上がりの澄み切った夜空に、歓喜の歌声が響き渡った。大槻監督体制になって初めての埼玉スタジアムで、鳥栖を相手に劇的な逆転勝ちであった。

試合の立ち上がりから、攻守の切り替えが早い鳥栖に対して攻撃のリズムが作れずにミスが目立つ展開になってしまった。だが、最初に決定機を作り出したのは浦和であった。

7分、柴戸海選手からクサビの縦パスを受けたアンドリュー・ナバウト選手が興梠慎三選手へスルーパスを送り、狙い澄ました興梠選手のシュートは、高丘選手が左手1本でファインセーブされてしまい先制点のチャンスを阻止されてしまった。すると今度は鳥栖のカウンターが炸裂!浦和の左サイドを安選手が勢い良くドリブル突破からチャンスを作ると、ファーサイドに走り込んできた福田選手が左足を振り抜いたが、今度は西川周作選手がファインセーブを見せた。お互いにチャンスが活かせなかったが、勢いづいたのは鳥栖であった。

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