浦レポ by 浦和フットボール通信

大槻采配は右WBの人選が注目 ドッキリを仕掛けるなら前半【ACL蔚山戦プレビュー】

(Report by 轡田哲朗)

データのない連戦での起用法、何を重視するかが見えてくる

浦和レッズは19日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16の初戦、ホームでの蔚山現代(韓国)戦を迎える。大槻毅監督に交代してからは初のACLの試合であり、2試合合計で下回れば今季のACLは終了という点でも重要度が高い一戦だ。

プレビューという点で、どこに注目ポイントを置くかを考えてみても、大槻監督になってから公式戦で3試合目ということもあって、まずスタメンの予想がしづらい。昨季の暫定監督を務めた時期は、すでに就任会見で「次に誰が来るかは知らないけど、僕はつなぎ」とクラブに強烈な牽制球を投げた。だから、次の監督のために多くの選手に出場機会を与えてデータを残しつつ試合勘も戻させるという役目を果たした面が大きい。

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