20人での韓国遠征 ラスト10分にどんなスコアかが勝負【ACL蔚山戦プレビュー】
(Report by 轡田哲朗)
勝ち抜け条件は現実的、最後の“ジョーカー”枠は誰か
浦和レッズは26日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16第2戦、蔚山現代(韓国)とのアウェーゲームを戦う。すでに19日の初戦をホームで1-2で落としているだけに、背水の陣だと言えるゲームだ。
最初に突破条件を整理しておくと、引き分け以下はスコアに関係なく当然の敗退となる。問題は勝利の内容になってきていて、2点差の勝利であればどんなスコアでも浦和が勝ち抜ける。1点差の勝利の場合は3得点以上している場合はアウェーゴールで勝ち抜けるが、1-0では逆に敗退する。そして、2-1の場合は延長戦にもつれ込むことになる。
延長戦になった場合は4人目の交代を行うことができる。そして、アウェーゴールの恩恵はなくなる。これは、2016年にFCソウルと90分を0-1で終え、延長戦では2-2の同点だったが勝ち抜けとはならずにPK戦になって敗退したことで、記憶に強く残っている方も多いだろう。こうしたレギュレーションは、先に確認しておきたい。
その上で、浦和はこの条件を突破するためのメンバーを大槻毅監督の指揮下で考えていくことになる。今回の帯同メンバーは20人であり、そのリストを兼ねた予想スタメンを図のようにした。
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