失点後に高まったプレースピード、カテゴリーの差はどこに表れるのか【轡田哲朗レッズレビュー/天皇杯3回戦 水戸戦】
(Report by 轡田哲朗)
西川を除き完全なターンオーバー
浦和レッズは14日の天皇杯3回戦で、水戸ホーリーホックに2-1で勝利した。両チームの得点全てがPKという試合展開は、後半に入ってから先制を許して逆転勝利をしたというもの。トーナメントである以上、120分をやろうがPK戦までやろうが勝利すれば良いというのが基本スタンスではあるものの、それにしては「危ない橋を渡ったな」という感が否めない試合だったのは事実だろう。
スタメンはGK西川周作を除くフィールドプレーヤー全てが、10日の北海道コンサドーレ札幌戦から入れ替わった。その中では橋岡大樹が右のストッパーを務め、森脇良太が3バックの中央に入った。大槻毅監督は森脇の起用について「練習で良かった。右やワイドだけでなくプレーできるクレバーさがある選手だから」と、その理由を話している。
(残り 2229文字/全文: 2596文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ