浦レポ by 浦和フットボール通信

橋岡大樹が五輪世代バトルで感じた手応えと反省する部分とは【河合貴子 試合のポイント/J第25節 湘南戦】


(Report by 河合貴子)

終了間際に追いつかれてドロー

一体、何回、湘南に決定機を与えてしまった試合だっただろうか・・・。浦和は虎の子の1点を守り、逃げ切ることが出来なかったのか・・・。時計の針が進むのが、遅く感じる試合になってしまった。苦しい試合展開の中で、堪えながらも試合終了間際に湘南に追いつかれて1-1の引き分けで終わった。

上海で蒸し暑さの中でACL準々決勝を戦い、中4日で迎えた湘南戦。YBCルヴァンカップ鹿島戦を視野に入れて少しメンバーの入れ替えがあるのかと思いきや・・・。大槻監督は、ファブリシオ選手に替えて武藤雄樹選手、関根貴大選手に替えて山中亮輔選手をスタメン起用しただけであった。

リーグ戦の課題であった試合の入りは良かった。3分、攻守の切り替え早く自陣でルーズボールを拾った長澤和輝選手が武藤雄樹選手へと預け、武藤選手から興梠慎三選手、橋岡大樹選手と展開しカウンターを仕掛けた。そして、橋岡選手の大きなサイドチェンジを武藤選手が、右後方から斜めに走り込んできた興梠選手に合わせてグラウンダ―のクロスをゴール前へと送ると、Jリーグ史上初となる8年連続二桁ゴールとなる今シーズン10得点目を興梠選手がしっかりとゴールへと流し込んだ。

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