浦レポ by 浦和フットボール通信

槙野智章が過密日程も「出る準備はしている」 苦しい現状の中でこそ必要だと感じていることとは


(Report by 河合貴子)

中2日で迎える鹿島戦

上海帰りでコンディション差があったとはいえ、湘南戦を痛恨の引き分けでリーグ戦6試合未勝利となってしまった。J1とJ2の入れ替え戦となるプレーオフ圏の16位の鳥栖とは、わずかに勝ち点4差となってしまった。インターナショナルマッチでリーグ中断期間の2週間でチームの立て直しを図りたいところだが、浦和はYBCルヴァンカップ準々決勝・鹿島戦が控えている。

湘南戦から中2日で臨む鹿島戦は、コンディション的に、かなり厳しいものがある。確かに鹿島もACLでアウェイ広州戦を闘い、浦和とほぼ同じ日程だ。前節のリーグ戦で浦和はスタメンを2選手入れ替えたが、鹿島は7選手も入れ替えてしっかりと清水に4-0で快勝している。当然、鹿島はYBCルヴァンカップ・第1戦の浦和に対してレギュラー組を起用してくるだろう。
ホーム&アウェイで闘うYBCルヴァンカップをどのように考えるかだ。180分のトータルで、第1戦のホームで浦和はレギュラー組を休ませて試合出場に飢えている選手たちの活躍を信じて、第2戦のアウェイで勝負をかけるのか・・・。

過密日程の中で「全然、大丈夫!」と意欲を見せたのは、槙野智章選手であった。

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