今季を表した敗戦で今季14位で終える 次代を支えるべき一人の柴戸海が悔しさの中で感じた手応え【河合貴子 試合のポイント/J34節G大阪戦】
(Report by 河合貴子)
最終戦も敗れて14位に沈む
今シーズンのラストゲームは、完封勝利で締めくくりたかった。父親の訃報を受け、実家の宮崎へと駆けつけた興梠慎三選手のためにも最終戦の勝利の報告をしたかった。
喪章を付けてピッチに立った選手たちであったが・・・。試合開始から主導権を握ったのは、G大阪であった。前線からの守備がはまらず、攻守のバランスも悪くすべてにおいて今シーズンを象徴するようなチグハグ感は否めない。
先手を取ったのはG大阪だった。9分、見事なG大阪のカウンターから宇佐美選手のシュートが決まった。アンカーの遠藤選手を中心にインサイドハーフの矢島慎也選手も躍動し、浦和のゴールに襲い掛かった。
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