レッズはフェアプレー賞受賞 興梠慎三も優秀選手賞に 2019Jリーグアウォーズ
(Report by 河合貴子)
レッズは無冠のシーズンとなる
浦和にとっては、紆余曲折して苦しいシーズンとなった2019年を締めくくる華やかな祭典『2019 J.LEAGUE AWARDS』が都内で開催された。
オリベイラ監督体制でスタートした浦和は、3年連続してシーズン途中で監督が交代するドタバタ劇で、今季は9勝10分け15敗。勝ち点37ポイントの14位と低迷。J1・J2入れ替え戦となった16位湘南とは得失点差があるとはいえ、わずかに勝ち点1ポイント差であった。低迷する浦和を尻目に、今シーズン躍動したのは浦和がホームで完敗を喫した横浜FMであった。
表彰式に先立ち、村井満チェアマンが「明治安田生命J1リーグは最終節まで優勝がもつれましたが、見事優勝した横浜F・マリノスの試合では、63000人を超える入場者数となり、Jリーグ創設以来最高入場者数となりました。このように2019シーズンは非常に多くのファン・サポーターの皆様にJリーグに足を運んで頂きました。明治安田生命J1リーグでは平均入場者数が創設以来、初めて2万人を超えることになりましたし、J1、J2、J3すべての試合における合計入場者数においては、我々にとって悲願であった1100万人を超えることになりました。これは10年前のチェアマンであった鬼武チェアマンが『夢のイレブンミリオンプロジェクト』ということで、1100万人を超えようというビジョンを掲げられました。多くの皆様のご協力で、この悲願を達成することができました。これからも多くの皆様にスタジアムに運んで頂けるよう、スタジアムに来られない場合はDAZNで中継を見て頂けるように頑張ってまいります」。と挨拶して開会の挨拶をした。
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