1位はVAR導入で話題になったあの試合について 浦レポ人気記事で振り返る2019シーズン
2019シーズンも様々なことがありました。一年間、追いかけ続けた浦レポの記事からアクセスの高かった記事をご紹介して、今季を振り返ります。
2019シーズン浦レポ人気記事
1位
杉本が倒された場面の判定、オンフィールド・レビューは必要なかったのか
VARと交信の末、レビューの必要なしと判断
浦和レッズは8日のルヴァン杯準々決勝第2戦、鹿島アントラーズとの試合を2-2で引き分け、2戦して1分1敗となり敗退が決まった。試合全体を振り返る前に、後半アディショナルタイムに杉本健勇がペナルティーエリア内で鹿島のDFブエノと接触して倒れた場面だけを切り取って振り返ってみたい。
正直なところ、試合全体を考えようにも、まずはこのプレーについて整理してみないと、そういう気になれないという面がある。
状況を整理すると、杉本は右後方からのパスを受けて相手より先にファーストタッチ。2つ目のタッチをする直前にブエノからの接触を受けて倒れている。ここでファウルがあったか否かは、ペナルティーエリア内でのプレーであるから確実にVARのチェック対象になっている。それは佐藤隆司レフェリーが自身の判断ではノーファウルとした後に、レシーバーに手を当ててVARと交信していたことから明らかだ。
2位
柏木陽介アシスト王獲得も、その裏にあった苦悩【2018シーズン選手レビュー】
13アシストはリーグトップの成績
決して足が速いわけでも、フィジカルコンタクトが強いわけではない。しかし、洗礼された左足から繰り出す絶妙なキックは、誰もまねはできない。浦和は、良い意味でも悪い意味でも攻撃面は柏木陽介選手のチームだ。柏木選手が、ベストな状態であればチームとしても安定した攻撃をみせることができる。しかし、不調だと試合展開は非常に苦しいものになってしまう。
昨シーズン、序盤の成績不振で苦しむ中で14勝9分け11敗の勝ち点51ポイントで4位の成績を収めた。勝ち点51ポイントだと、例年は中位の成績で終わる。2018年シーズンは、広島がトップを走り終盤に失速して、川崎が巻き返して21勝6分け7敗・勝ち点69ポイントで優勝し連覇を飾った。だが、3位以下は団子状態という異例なシーズンであった。浦和も終盤に崩れていればJ1残留争いに巻き込まれていてもおかしくない状態だった。
3位
ついにフォーメーション練習がスタート アンカーにエヴェルトン登場
午前、キャンプ初のフォーメーション練習
浦和レッズは2月2日に、沖縄県で行われている2次トレーニングキャンプの2日目を迎えた。正直、「暑いな」と感じるくらいの快晴と気温の中、午前練習ではついにフォーメーション練習が行われている。ファブリシオ、武藤雄樹、大城蛍はリハビリメニューの継続。それに加え、興梠慎三が体調不良で静養、青木拓矢が右大腿前の筋肉に張りということで参加を見送った。念のためだが、槙野智章はまだ日本代表の活動を終えてから合流していない。
まずはウォーミングアップと、6対6のポゼッションゲームを行ったが、そこは恐らく深く触れても興味は大きくないだろう。午前の後半には、ハーフコートより少し縦が狭い中で選手たちを実際の試合に近いシステムに並べたメニューが組まれた。
4位
5位
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6位
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7位
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8位
9位
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10位
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