浦レポ by 浦和フットボール通信

リーグ再開は最速6月。7月、8月にずれ込むことも想定 無観客試合での再開も準備へ

WEB会議アプリでの記者会見に応じた村井チェアマン

(Report by 浦レポ編集部)

6月13日の最初の再開シナリオに、7月、8月にズレ込むことも想定

NPB、Jリーグの第6回「新型コロナウイルス対策連絡会議」の後、Jリーグ合同実行委員会が行われた。その後、村井チェアマンがメディアに向けたブリーフィングをWEB会議アプリを使って行った。

村井チェアマンはリーグ再開について「J1が当初の再開予定だった5月9日から、一カ月以上離すとお伝えしていますので、6月13日ぐらいが最短になる日程になるだろうと思います。時間としては40日以上ある状況ですが、現時点においては、6月再開を一つのシナリオに交えながら準備をしています。5月6日までの緊急事態宣言が、この期間では終えないという可能性が見えてきましたので、7月、8月にずれることも想定して、準備していこうという話をしました」と現状について説明した。

また、再開後のシミュレーションとして無観客試合での開催についても可能性について言及した。「お客様と一緒に再開することを望んでいますが、無観客試合というシナリオもそろそろ選択肢の中に入ってくるだろうと思います。50%という入場制限をして再開するという選択肢も含めていますが、無観客試合のシミュレーションがまだ十分に出来ていない。例えば、選手が通常と同じに宿泊するホテルでの段取りで良いのか、食事はどうするか。ベンチの中ではどう備えるかなど、50%削減を中心で考えていたので、無観客試合をすることの準備が十分ではない中で、一つの選択オプションとして加えて準備していこうと申し合わせました。

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