浦レポ by 浦和フットボール通信

左は新生浦和を象徴する汰木康也が存在感 右は関根貴大、長澤和輝がし烈な争い【ポジション別戦力分析SH編】

(Report by 河合貴子)

左は汰木が新生浦和を象徴する存在に

大槻監督が、4-4-2システムを導入したときに口が酸っぱくなるぐらい選手たちに「レーンを変えろ!」と言い続けていた。いわゆるピッチでトライアングルを作り出すために、サイド、ハーフスペース、センター、ハーフスペース、サイドと縦に分割した『5レーン理論』である。『5レーン理論』を実戦し攻守においてサイドを征するためには、サイドバックの縦関係性が重要なポイントになってくる。

沖縄キャンプでの段階では、左サイドバックのスペシャリストである山中亮輔選手とあうんの呼吸で縦関係を築いていたのは関根貴大選手であった。

「サイドバックとの関わりを一番意識している。中を取るのか、開くのかという判断を意識してやっている。山中選手とは、やりやすいですね。今、サイドバックをやっている選手の中で一番経験豊富だと思うし、より個性が生きるのがある。そこに合わせて自分が動いている」と不敵な笑みを浮かべるほどあった。

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