浦レポ by 浦和フットボール通信

【無料記事】橋岡大樹が感じているサポーターの存在の大きさ「声援が僕たちの中ですごく力になっている」

無観客試合の際にチャントを音声で流すことを提案

緊急事態宣言も徐々に解除されてJリーグ再開の兆しが見え始めてきた中、ZOOM取材に登場した橋岡大樹選手は、「僕たちもできるだけ早く試合をしたい。無観客かもしれないという話も出ているが、無観客だとしてもすぐにでもサッカーがしたい。正直な気持ち」と再開が待ちきれない様子であった。

そして「無観客試合は、しょうがない。もちろんサポーターの皆さんがいた方が、僕たちは力が出るけど・・・。まずは、試合ができる喜び、サッカーができる喜び、再開の目処が立ってきてすごくうれしい。無観客だったとしても、サッカーができないムシャクシャする気持ちをピッチで表現できると思っている。サポーターの皆さんには、DAZNとかで観られると思う。

サポーターの皆さんの存在が、どれだけ重要かは分かる。無観客でやるのは、寂しい。力が入らないわけではないが、サポーターの皆さんがいると力が出る。声援は、僕たちの中ですごく力になっている。音声を流してくれたりしたら・・・。やってみないと分からないけど、違うのかな」と戸惑いの表情をしながらも、無観客試合でリーグを再開したときには、浦和を愛する人々の思いが込められたコールやチャントを試合会場で流すことを提案したのだ。無観客でも浦和を愛する人々の思いをたとえ、音声だけであったとしても、身近で感じて試合に臨みたいとようだ。

やはり心配があるとしたら、新型コロナウイルスの感染だ。サッカーは対人プレーで濃厚接触となってしまう。

「PCR検査は、受けてやるのが良いかな。正直、そこに関してはすごく難しい」と険しい表情を浮かべ「自分が無症状感染かもしれないし・・・。そういうので出歩いてしまって他の人に迷惑をかけるのは、自分の中では嫌だ。迷惑を掛けないことが当たり前のことだと思う。できるのであれば、PCR検査をしたい」と万全な体制で試合に臨みたいようだ。

自粛生活中にやっているストレス発散方法

そして、「自宅でできるトレーニングをできる限りやっている。これから緊急事態宣言が解除されて、どのように練習が始まっていくかは、まだ分からない。徐々にコンディションを上げていって、試合までには絶対に良いコンディションにするのがプロだと思う。再開したら、言い訳はできないと思う。バランス、体幹は重点的にやっている」とニヤリとした。本格的に練習が始まったら、その成果が如実に表われることになりそうだ。

自粛生活の中で自分が出場した試合やセルヒオ・ラモス選手のプレー集を見たりしてイメージトレーニングもしているが、思いきり仲間とボールを蹴れない、サッカーができないストレスは相当きている感じであった。4月にSNSで話題になった橋岡選手の手料理も「1週間ほどで終わった。家の中を模様替えしたり、漫画「約束のネバーランド」や「鬼滅の刃」を読んで気晴らしをしているが、「ストレス発散は2つある。まずは、身体を動かすこと。筋トレや体幹トレーニングをする。あとは、風呂場でなくても良いんですが、ちょっと大きな声で歌を歌う。その時に流れる曲をバ~ッと歌ったりする。尾崎豊さんの『15の夜』を歌う。覚えているし、歌いやすい。尾崎豊さんの歌は、自分の声にあっている感じがして、ずっと歌っている」とうまくストレス発散をしていた。

リーグ再開が待ちきれない橋岡選手は、ストレスを発散しながらしっかりと身体を鍛えその時を待っていた。

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