大槻監督が「サッカーができる日が来た!」と喜ぶも監督としての難しさ、これからの狙いを語る
(Report by 河合貴子)
7月4日再開を照準に
「一番嬉しかった。試合が決まったということが、本当に嬉しかった。トレーニングを始めることができた。選手と一緒に作り上げるプロセスをしっかりと見定めることができる。我々の舞台でサッカーができる日が来た!本当に大きな喜びを持った」と満面の笑みを浮かべて大槻監督は、ZOOM取材に応じた。緊急事態宣言が解除され、無観客試合であるが7月4日から待ちに待ったJ1リーグが再開することが決まった。
5月27日から各グループにGKが1選手配置された4グループに分かれ、時間差をつけてマスク着用でのピッチでの練習も始まった。
大槻監督は「初日、チームとして活動できるところを見て・・・。4つのグループに分かれてトレーニングをしたんですが、全員の顔を見ることができ非常に嬉しかった。本当に長い時間かかってしまったので、一緒に仕事をする仲間として、サッカーをする仲間として、彼らと過ごせるのがこんなに素晴らしいものだと思える時間だった。
選手は、次に向かってコンディションをあげないといけないところで、モチベーションが高いという言葉で片付けられないような、意欲的な姿を見せてくれた。有り難かった」と嬉しそうだ。
だが、感染したときのリスクを想定して被害を最小限に抑えるために、少人数制としグループは毎日一緒でメンバー変更はされない。まだまだ選手全員が揃って、通常の練習が行われる状況下ではない現状がある。
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