浦レポ by 浦和フットボール通信

3カ月ぶりの対外試合 町田ゼルビアとのTMは1-2で敗れる 

(Report by 河合貴子)

4万人が視聴する中でのリスタートゲーム

新型コロナウイルスの感染・拡大防止対策をしっかりと行ない、FC町田ゼルビアとの練習試合が埼玉スタジアムで開催された。生憎の雨であったが、リーグ再開に向けてやっと第1歩を踏み出した。試合は30分×4本の変則的な形で行なわれた。YouTubeで配信された練習試合をなんと4万人を超える人々が見守っていた。

DHL Presentsトレーニングマッチ
浦和レッズ 1-2 町田ゼルビア
(0-1)
(0-1)
(0-0)
(1-0)

1本目0-1 得点者:髙江麗央(町田)

1本目から主導権を握ったのは、町田であった。浦和は全体的に身体が重そうに感じられ、距離感も悪く攻撃のスイッチがなかなか入らない中、シュートのこぼれ球を高江選手拾われてミドルシュートが決まり10分に先制されてしまった。

ポポヴィッチ監督は「コロナで中断後、初めての試合だったが、私たちが今どの位置にいるのかしっかりとこの試合を通じて図りたかった。前半に関しては(1本目)非常にコンパクトに、そしてオーガナイズの部分でもしっかりとできていたと思う。やってきたことが出せた前半だった」と嬉しそうに話すほどであった。

大槻監督は「重たかったと思う。しばらくゲームから空いていて、ゲームの入りが難しかったのかなと正直、思う。試合前にも話していたが、それがブランクなのかな・・・。トレーニングで少しゲーム形式をやっているが、なかなかゲームの入りが良くなかった。そのまま30分が終わってしまって残念」と険しい表情を浮かべた。

1本目は、町田に追加点を決められておかしくないシーンもあり、槙野智章選手がゴールラインギリギリのところで身体を張って掻き出し、なんとか0-1で終えることができた。

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