指笛などの禁止行為を受けて、村井チェアマンがガイドラインの性質について改めて説明
お客様の前でサッカーをやれることの喜びを感じながらも
Jリーグ第7回理事会を終えてのメディアブリーフィングが行われた。
村井チェアマンは始めに「理事会の最初に、九州での豪雨被害の状況を共有しました。政府が2013年に10年に一度の被害をもたらす警報として特別警報を制定をしています。それ以降、昨年まで12回の特別警報が出されています。毎年一回以上の甚大な被害が数年出ている。そう意味で、改めて自然災害の脅威を感じています。
Jリーグがお客様を迎えた中で迎えた理事会でしたが、東京では多くの感染者数が出ているということを横目で見ながらでありましたが、観戦ケアを進める中で、お客様の前でサッカーができる喜びを選手、クラブからもファン・サポーターからも聞いています。そういう意味では充分に注意しながら、お客様の前でサッカーをやれることの喜びを感じています。また今後の運営の難しさも感じつつ理事会を終えた所です」と挨拶した。
浦和レッズ対鹿島アントラーズ戦で、レッズサポーターの感染症対応ガイドラインを破る行為があったことについて村井チェアマンは「症状がない人でも陽性であることが十分あり得る中で、みんなが気を付けながら再開を望んでいたが、そうした行為が起こることは、非常に残念。多くのファン・サポーターの皆様も悲しい思いをされたのではないかと思います。
指笛などは非常に多くの飛沫が飛ぶ行為。そういう意味では、ファン・サポーター自らが仲間を危険にさらす行為だろうと思っています。陽性反応が明らかになった場合は、濃厚接触の範囲が拡大される懸念があったり、サッカーを愛する方ではありえない行為だと、残念に思いました。
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