浦レポ by 浦和フットボール通信

サッカーは相対的なもの 何で上回ってスコアで勝つか【横浜FC戦プレビュー】

(Report by 轡田哲朗)

頭の疲労がプレーから見受けられ始めたメンバー

浦和レッズは26日にリーグ第7節のアウェーゲームで、横浜FCと対戦する。FC東京、柏レイソルとの試合と合わせて3連敗というのはよろしくない。今季の目標として来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を掲げていて、天皇杯はリーグ戦の上位2クラブしか戦えないことが濃厚。結果的にリーグ4位以内がACL出場権になるだろうから、34試合が終わった時に勝ち点60くらいのところにボーダーラインが来ると想定した方が良いだろう。

今季のリーグ戦が3連戦の多い日程になっている中、その2セット目の最終戦になる。雨の多い天候で湿度も高い環境を考えれば、連戦は選手たちにかなり負担になっている感がある。そのあたりの部分は前回のレビューに記したように、単純な肉体的な疲労にとどまらず、頭の疲れ、ピッチ上の現象としては注意力が不足したプレーに現れることがある。特に後ろの方の選手たちにそうした部分が見えつつあるので、そのあたりを大槻毅監督がどう考えるか。ここで代えるか、次のセットの中にルヴァン杯が含まれるので、そこをキッカケのゲームに使用するかでは、後者の方が少し可能性が高いように感じる。そのため、予想としてはこのゲームまでは大掛かりな変更のないスタメンとしておきたい。

(残り 1445文字/全文: 2008文字)

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