ベテランの力で連敗ストップ 黒子の活躍で中盤を支えた青木拓矢が意識していること【J第7節横浜FC戦】
(Report by 河合貴子)
2得点で連敗ストップ
連敗し苦しい状況の中で、何としてでも浮上のキッカケとなる結果が欲しい両チーム。緊迫する試合であった。勝敗を分けたのは、チームの共通意識プラスα選手の個のスキルだったとも思える内容だ。浦和にもチャンスはあったが、横浜FCにもチャンスはあった。
一進一退の攻防の中で、ゲームが動いたのは、52分のことであった。柏木陽介選手が斜めにクサビのパスをレオナルド選手へと入れ、その落としをボランチとセンターバックの間のスペースへと走り込んできた関根貴大選手へと柏木選手が縦パスを入れると、関根選手はスルーパスをレオナルド選手へ。レオナルド選手が冷静にゴールを決めた。
浦和は、前からプレスを掛ける守備としっかりと2ラインを作るブロックを退く守備をうまく使い分けながら追加点のチャンスを狙っていた。だが、なかなか追加点が獲れない。61分には、興梠慎三選手が腰の辺りを押えてピッチにうずくまり負傷交代を余儀なくされてしまったが、代わって投入された杉本健勇選手も前線でタメを作ったり、惜しくも決めることが出来なかったが思いきりの良いシュートがクロスバーに直撃するなどアグレッシブな姿勢をみせていった。
(残り 1899文字/全文: 2412文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ