浦レポ by 浦和フットボール通信

清水に土壇場で追いつかれて引き分けに終わる 今季初出場の荻原拓也が”らしいプレー”を見せるも求められるプレーとは【河合貴子 試合のポイント/J第8節清水戦】

(Report by 河合貴子)

攻撃のスイッチが入らず

追いつかれて引き分けると、どうしても負けた気分になってしまう。ようやく関東地方が梅雨明けをしたのに、心が晴れない。清水に試合終盤の86分に追いつかれて、1-1で引き分けてしまった。

大槻監督が試合後のZOOM会見で「前半は、なかなかスイッチが入らないような形があった」と話していたように、攻守の歯車が噛み合わず攻撃のスイッチが入らなかった。

前半で浦和の決定的なチャンスといえば、エヴェルトン選手の縦パスをレオナルド選手がちょこんと、汰木康也選手へと展開し、汰木選手がDF2枚と競りながらも猛突進してフリーの杉本健勇選手へと落とした。しかし、杉本選手のシュートは枠を捉えることが出来なかったシーンぐらいだった。カウンターからゴールへと迫るシーンはあったものの、浦和が前半に放ったシュートはこの1本のみであった。前半は、セカンドボールも拾えずにプレスもうまく掛からず中盤で清水に攻撃の起点を作られてしまったのだ。

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