浦レポ by 浦和フットボール通信

似た路線で質の高いチームが相手 今の浦和を上ブレと呼ぶか【C大阪戦プレビュー】

(Report by 轡田哲朗)

浦和は大きな変化がなさそう、相手は何かを変えてきそう

浦和レッズは5日にJ1第14節のアウェーゲームでセレッソ大阪と対戦する。新型コロナウイルスの影響による試合中止やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を理由にした前倒し開催があったので、サガン鳥栖の9試合は少し極端にしても、概ね12試合から14試合で消化試合数にバラつきがある。その中で、浦和と同じ13試合消化で「2位グループ」と呼べる集団の先頭に立っているのがセレッソだ。

今季の対戦は初めてではないものの、先月にルヴァン杯で対戦した時は双方ともに少なからずメンバーを入れ替えていたので、単純にその試合を参考にすることはできない。ただ、属人的ではない全体的なやり方という点で、セレッソのミゲル・アンヘル・ロティーナ監督はその試合後に「(浦和の)プレスに苦しんだ」ということを話しているので、何らかの対策はするだろう。それが例えば今季のプレーが非常に好調な清武弘嗣のプレーによるような人による解決なのか、立ち位置を調整するような全体的な解決なのかは分からない。ただ、これはいわゆる「人読み」の部分で、ロティーナ監督が前の試合でハマったまんまをもう一度やってくるとは思わないので、何らかの違いは出してくるだろうと予想している。

その上で、浦和のメンバーは中6日の週末から週末のゲームであるから、基本的には前の試合あたりから記している「この3人から2人」の枠からは外れないだろう。今回は3連戦なので、この後の2試合に関しては分からないけれども、このゲームに関してはあまり変化がないように予想している。

(残り 1732文字/全文: 2417文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ