C大阪に3失点で惨敗 槙野智章が現状を受け止めつつ、次のステップのために必要としたこととは
(Report by 河合貴子)
後半に3失点で惨敗
C大阪にYBCルヴァンカップの雪辱をしっかりと果たすはずであった・・・。暫定2位のC大阪に勝利して波に乗り、鳥栖、札幌と3連戦で自信を深めて首位を独走する川崎に挑みたいところであった。だが、結果は0-3で惨敗。途中出場し目をキラキラさせながら躍動するC大阪の若手選手が、羨ましくもあり、浦和の状況が惨めでいたたまれなくなってしまった。
雷雨の影響により30分遅れで始まった試合は、立ち上がりから松田選手がDFとGKの間を狙った絶妙なクロスや早めのアーリークロスで右サイドからチャンスを作ってきた。だが、徐々に試合の流れは浦和へ。長澤和輝選手がレオナルド選手とのワンツーでゴールを狙ったり、関根貴大選手がゴールライン際までえぐってマイナスのクロスを入れたりと、セカンドボールもしっかりと拾い厚みのある攻撃を仕掛けたが、4-4-2で2ブロックを作りゴール前をしっかりと固めるC大阪にてこずってしまった。
そもそも大槻監督は、試合前日に堅守に定評があるC大阪に対して「崩さなくても良い状況で、点が獲れることが一番」と話していた。
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