川崎に完敗 ゲームプランを崩された相手の変化とは【河合貴子 試合のポイント/J第17節 川崎戦】
(Report by 河合貴子)
序盤は主導権を握るが
首位を独走する川崎に、一矢報いたかった。だが、無残にも散ってしまった。前半の浦和が主導権を握った時間帯に先制点さえ奪うことができれば、川崎に0-3で敗戦することもなかっただろう。
ゲームの入りは決して悪くなかった。DFラインをしっかりと押し上げて、『やられる前に、やる!』という強い意志が伝わってくるほどであった。川崎陣内で相手のパスを引っ掛けて、素早く展開しセカンドボールもしっかりと拾い厚みのある攻撃を仕掛けていった。
4分、右サイドに流れた柴戸海選手からパスを受けた杉本健勇選手が、しっかりとタメを作り、オーバラップしてきた山中亮輔選手へと展開。山中選手のクロスは谷口選手にクリアーされてしまったが、エリア内には関根貴大選手、レオナルド選手、柏木陽介選手、杉本健勇選手が走り込んでいた。シュートを撃つことが出来なかったが、ボールサイドにスライドする川崎の守備を匠に突いた攻撃であった。
(残り 2030文字/全文: 2447文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ