浦レポ by 浦和フットボール通信

岩波拓也が最終ラインのポジションを奪い返して後半戦に掛ける想いとは【河合貴子 試合のポイント/J第18節清水戦】

(Report by 河合貴子)

2点を逃げ切り、王国対決を制す

清水に主導権を握られる時間が長かったとはいえ、試合巧者は浦和であった。少ないチャンスをしっかりと物にして2-1で清水戦を勝利した。

川崎戦から中2日と厳しい連戦を迎える浦和は、前節から5選手を入れ替えてアウェイ清水に乗り込んだ。一方、前節の湘南戦で3バックにして7連敗を止めた清水は、4選手を入れ替えたが前節の勝利した勢いにのって3-1-4-2で挑んできた。

試合開始から清水に主導権を握られる時間が長くなる中で、先制したのは浦和であった。21分、武藤雄樹選手の右CKのクリアーボールにしっかりとバウンドを合わせた山中亮輔選手の左足が炸裂!山中選手の超スーパーシュートがGK大久保選手の手をかすめクロスバーに当たりながらゴールへと突き刺さった。浦和が前半に放ったシュートは、この1本だけだ。このスーパーシュートが、浦和に安心感と安定感をもたらしてくれた。

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