関根貴大が苦しむチーム状況の中で見せた覚悟と、ピッチで示したい姿勢とは
(Report by 河合貴子)
自分たちも満足はしていない
「どんな状況でも、闘う姿勢をみせないといけない!」と関根貴大選手は、力を込めて言った。
コロナ禍の影響で過酷の5連戦を闘っている。内容と結果がしっかりとついてくれば、どんなに過酷な連戦でも勝者のメンタリティーでうまく乗り切っていけるものだ。だが、浦和の現実を見ると、理想としている状況とはかなりかけ離れてしまっている。なかなか安定した闘いができずに、もがき苦しんでいる。
「ゴールに向かう姿勢というのは、最後まで諦めずにみせないといけないとすごく感じている」と話した。そして「物足りなさを感じているし、チームとして結果が出ていない。個人の数字も伸ばしていきたい。もっと(ゴールに)絡まないといけないし、チャンスメイクのところでももっと自分が絡むシーンを増やしたい。あとは、シュートの意識を高く持たないといけない。結果とサッカーに、自分たちは満足していない。見ている方に申し訳ない思いもある。それだけじゃなく、画面越しでしか見られてない人たちのためにもやらないといけない思いも持っている」と険しい表情を浮かべて下唇を噛んだ。
(残り 1044文字/全文: 1530文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ