浦レポ by 浦和フットボール通信

レッズレディース首位独走 森監督が変幻自在のサッカーを実現するために選手に求めていることとは

(Report by 河合貴子)

ジェフに完勝で、首位独走

浦和レッズレディースは強い。球際の強さはもちろんだが、走り負けない。ただ単に走るのではなく、チームとして攻守においてオーガナイズされている。闘う勇気と鋭い判断力が、ピッチの中で華麗なハーモニーを奏でる。ジェフユナイテッド市原・千葉を3-0で下し完封勝利!爽やかな秋風が、本当に気持ち良かった。首位を独走する浦女たちには、優勝へのプレッシャーも気負いもない。ただただ、一戦、一戦、目の前の相手を倒すのみであった。

C大阪堺レディースには、ホームで負けた借りをアウェイで返すことができなかったが、貴重な勝ち点1を手に浦和駒場スタジアムに戻ってきた。相手は、日テレとINAC神戸を撃破して勢いに乗るジェフユナイテッド市原・千葉だ。

試合開始から主導権を握ったのは、もちろん浦和であった。基本3-4-3の千葉は、浦和にボールを支配されると両ワイドが下がり5-2-3と守備を固めてきた。

ジェフの穴を突いた狙い

森監督は「ゲームの入り方は、好調なジェフさんでしたので、しっかりディフェンスを固めてくるというのは意識していた。それを、どう破るか、というところをテーマにしながら、少し仕掛けたり、ワンツーで入ったり、そういうことを意識してゲームにいれた。

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