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浦レポ by 浦和フットボール通信

汰木康也の劇的初ゴールで連敗を止める 勝負を分けた終盤のポイント【河合貴子 試合のポイント/J21節鳥栖戦】

(Report by 河合貴子)

劇的決勝弾で鳥栖に競り勝つ

試合終了間際のラストチャンス!アディショナルタイム5分の中での出来事であった。

90+3分、渾身の力を振り絞りマルティノス選手が、ルーズボールに身体を入れてポストプレーとなった杉本健勇選手に合せるように右サイドを駆け上がりパスを受けると勢い良くペナルティーエリアへと侵入。逆サイドから走り込んできた汰木康也選手が、スピードを殺さずにDFとGKの間に飛び込みマルティノス選手のクロスにしっかりと合わせた。浦和を愛する人々が、待ちに待った待望のゴールが勝利を呼び込んだ瞬間だった。

コロナ禍で過酷な連戦をしいられている鳥栖は、メンバーをやり繰りしながら浦和に挑んできた。浦和は、エヴェルトン選手と柏木陽介選手のボランチのコンビとし、前線にはあうんの呼吸のコンビネーションでゴールを狙える興梠慎三選手と武藤雄樹選手を並べた。正直なところ、もう少し楽にポゼッションしてゲームをコントロールできるのでは思っていたが、お互いに睨み合うような一進一退の攻防になってしまった。

最初に決定機を迎えたのは、浦和であった。19分、柏木選手のDFの裏を狙った縦パスに武藤選手が走り込むものの、原選手が1歩早くボールを触りバックパスを選択。これを興梠選手が奪いヒールで武藤選手へ。しかし、武藤選手のシュートは意地をみせた原選手にブロックされてしまった。

浦和も良い流れを作れないが、鳥栖も浦和の守備を崩し切れない展開が続く中、前半終了間際に浦和が柏木選手を中心として波状攻撃を仕掛けたり、関根選手がエリア内で積極的にゴールに向かっていったが決めきるところまでは行かず、前半をスコアレスで折り返すことになった。

両チームともにもどかしさが募る展開の中で、ハーフタイムに両チームのベンチが動いた。

大槻監督は、前半にイエローカードをもらった関根選手に替えて高さがある杉本選手を投入。武藤選手を左サイドへとポジションを変えて攻撃を活性化した。金監督は、レンゾ・ロペス選手に替えてドリブル突破や前線から献身的な守備もできる林選手を投入してきた。

勝負を分けたポイント

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