浦レポ by 浦和フットボール通信

槙野智章がホーム仙台戦で「信頼を取り戻すキッカケにする」と意気込む チーム内の共通認識を高めた西川の提案とは

(Report by 河合貴子)

チームの雰囲気を変えたミーティング

「自分たちは、前に進んでいる!」と力強く自信を持って発言する槙野智章選手。その言葉通り鳥栖戦で3連敗に歯止めをかけ、柏戦は引き分けという結果に終わったが悲観する内容ではなかった。十分に手応えがあったからこそ、断言することができたのだ。

常勝軍団を目指した3年計画の『変革元年』と位置付けられた今シーズン、コロナ禍で思うように進まず厳しい状況であるでは、ブレずにやり続けてきたことが少しずつ見え始めてきた。

3連敗を止めた鳥栖戦では、我慢強く戦い試合終了間際に勝ち点3をもぎ取った。引き分けに終わった柏戦では、先制されてもガタガタと攻守のバランスが崩れなかった。

槙野選手は「失点した後の選手たちの表情や立ち居振る舞いが、すごくポジティブなものが見られる。攻撃の選手も「次だ!次!切り替えろ」と声を飛ばしてくれる。DFラインの選手たちも「切り替えよう!」という言葉がその瞬間に出る。前を向いて次に繋がるプレーが意識できるようになった。そこが、すごく変わったところだ」と嬉しそうに話した。

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