今までとは反対に結果が下ブレ ホームでこういう内容を続けたい【轡田哲朗レッズレビュー/J22節柏戦】
(Report by 轡田哲朗)
10回やれば7回か8回は勝利できた内容
浦和レッズは14日のリーグ第22節(23試合目)のアウェーゲームで、柏レイソルと対戦して1-1で引き分けた。決定機という意味では、浦和に7回あって柏は1回。互いに少し距離のあるミドルやフリーキックが際どく外れたものがそれにプラスされるからゴールチャンスはそれより多い印象を与えるとしても、浦和から見れば正しく「勝ち点2を逃した試合」と表現することが妥当だろう。
この辺りの関係は、7月に新型コロナウイルスの影響で中断していたリーグが再開されてから、内容的なものと結果の関係でいうと結果が上ブレしていた時期が少し続いたのとは全く逆の試合だったと言える。今回に関しては、10回やったら7回か8回は勝利していておかしくない試合をした上で、結果は引き分けに出た。本来ならこういう試合は、試合前に記したシーズンのフェーズみたいな話で言うと最初の10試合くらいで経験しておきたかったのだけど、こればかりは仕方がない。パフォーマンスを前向きに捉えて、結果は「もったいないことをしたな」と捉えるのがこの柏戦を簡単にまとめる言葉だろう。
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