浦レポ by 浦和フットボール通信

大槻監督は柏戦好ゲームも楽観視せず チームで共有した攻守の課題とは

(Report by 河合貴子)

ブレずにやり続ける姿勢をみせる

コロナ禍の中で『変革元年』の今シーズン、浦和にとって本当に苦しい時間を過ごしている。だが、ようやく暗闇に一筋の光りが差し込んできたように感じる。どんなにうまくいかなくてもブレずにトライし続けてきたことの形が少しずつ見え始め、選手たちがピッチで輝きだした。攻守において主体性をもって安定して闘えるようになるには、まだまだ時間が必要だ。ピッチの中でブレずにやり続ける姿勢が重要だ。

仙台戦を前にして金曜日の定例会見で大槻監督は「悔しい時間を過ごしたことは事実。毎試合、毎試合、トライしてやっていこうと言ってきた。ここ2試合は、鳥栖で(勝ち点)3獲れて、柏では1しか獲れませんでしたけど、勝ち点が獲れたことは良かったと思っている。継続してやってきたことがあるので・・・。サッカーはスコアで優劣が決まるので、それがスコアのところで出ないとしょうがない部分。そこにはトライしないといけない。ただ、そこに至る過程だとか、積み上げていく作業を手を抜かずに選手と一緒にやってきている。成果が、目に見えた形で出るように次の試合もトライしたい」とブレずやり続ける強い姿勢をみせた。

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