チームと個々の成長による相乗効果、代表6人選出が示すもの【轡田哲朗レッズレビュー/なでしこ15節仙台戦】
(Report by 轡田哲朗)
バリエーションが豊富な攻撃が機能
浦和レッズレディースは、17日のリーグ第14節マイナビベガルタ仙台レディース戦に2-1で勝利した。試合内容、特に前半を見ると1点差の勝利というのはあまり上手くやった試合と言えない部分もあるが、トップチームの記事に書くこともあるようにリーグの残り3分の1に入ったような時期、さらにこの優勝を争っている状況にあっては、結果がどんなスコアであったかの重要性があまりにも高いので、まずは勝利を喜びたいというところだ。
この試合は、開始1分と経たないうちに先制点を奪うことができた。こういうゲームは得てして“ハンデ戦”のようになって緩んでしまうことがあるのだけど、先に2点目を奪って勝ち点の行方を大きく自分たちに引き寄せたことはかなり前向きに捉えられる要素だった。それに至る過程でも、手前から相手を崩していくワンタッチのパスワークもあれば、背後を先にとって押し上げていくバリエーションもあった。
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