山中亮輔が「自分が出て負けるのだけは嫌だった」と攻守に躍動 【河合貴子 試合のポイント/J24節C大阪戦】
(Report by 河合貴子)
ホームでリベンジに成功
「2度あることは3度ある」というが、手応えをつかみかけた浦和にとってアウェイで2度も負けた暫定2位の堅守を誇るC大阪を相手に無縁の言葉であった。YBCルヴァンカップにしてもリーグ戦にしても敗戦を喫したが、決して悪い出来ではなかった。闘い方を変えて挑んだわけではない。ブレずにやり続けてきたことが、しっかりと形となって「3度目の正直」でつかみ獲った勝利であった。
お互いに睨み合うような攻防の中、徐々に浦和が主導権を握り始めるものの、しっかりと2ラインを作り、良い距離感でボールサイドへとスライドしてくるC大阪に厚みのある攻撃を仕掛けるが崩し切れず手をこまねいてた。
28分、西川周作選手のゴールキックのロングフィードを木本選手が弾き返したこぼれ球を、うまく豊川選手が身体を使い拾いあげ力強いドリブルでゴール前まで持ち込みシュートを決めた。抜け目ない豊川選手の個人技で、先制点を決められてしまった。だが、ここからの浦和はアウェイの2試合とは違った。
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