浦レポ by 浦和フットボール通信

相手のミスを咎めるのは勝利への近道 「同じもの」の意味の違い【轡田哲朗レッズレビュー/J24節C大阪戦】

(Report by 轡田哲朗)

「セレッソ相手にどこまでやれんの?」という視線に回答

浦和レッズは24日のリーグ第24節(25試合目)のホームゲームで、セレッソ大阪に3-1で勝利した。その前のベガルタ仙台戦で6-0の大勝をしていた浦和だったけれども、お世辞にも良い状態と言えなかった仙台相手のスコアだったことで、2位のセレッソを相手にした試合でどれだけできるのかが注目されたと思う。そうした意味では、疑問に対する回答をピッチに示した試合だったと言って良いだろう。

スタメンは出場停止になった宇賀神友弥のところに山中亮輔が入った他の10人は、3試合連続で同じメンバーが並んだ。むしろ目を引いたのはベンチメンバーの人選で、これはある種のメッセージ性を感じなくもない。それについてはこの試合というよりは将来につながる話なので、最後のところで触れようと思う。

大槻さんの「失点は、ちょっと『うーん』と思う」という正直な反応

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