主将・西川周作が語るチーム浮上のキッカケ 最後尾から感じるチームの変化とは
(Report by 河合貴子)
チーム浮上のキッカケ
「残り9試合。ACLに出ると考えたら、相手がどこだろうと自分たち次第。1年終わった時に、ACL圏内に入って喜びたいと強く思っている」と背筋を正して西川周作選手は言った。
大槻監督体制の下で攻守において主体性を持ち闘うために、4-4-2へと移行しシステムをスタートさせた今シーズン。コロナ禍でなかなか思うように結果が伴ってこなかった。しかし、ようやく暗いトンネルから抜け出し、目標としてきたACL出場圏内を射程距離に捉えることができた。
西川選手は「今は勝っていて良い評価だったりとか言われているが、継続できるか。さらに、欲を言えば成長したい。自分たちの振る舞いで、良い流れを手放したくない。生かすも殺すも自分たち次第。本当にどこだろうと勝つ!」と気合いを入れた。
新しいシステムにチャレンジした今シーズンだが、システムが起動するまで本当に苦しい日々であった。鳥栖戦後に開かれた選手間ミーティングが、チームを1つにした大きな切っ掛けになったのは間違いなかった。
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