浦レポ by 浦和フットボール通信

大槻監督が目標のACL圏内を視野に捉える ”ミスマッチ”が予想される大分戦の対応策とは

(Report by 河合貴子)

終盤戦になって感じている手応え

浦和にとっては、本当に実りの多い秋になってきた。鳥栖戦から悪い流れを断ち切りACL出場圏内を射程距離に捉えた。確実に1戦、1戦勝ち点を積み上げてACL出場権を獲得したい。

「現実的に数字的な部分で可能性が十分にあると思っている」と大槻監督は目をギラつかせた。

そして「目標に関しては、一度も変えたことはありません。そこにたどり着きたいと強く思っている。大事なのは、相手もあるが、我々自身できちんと試合に向かって勝ち点を積み上げていくことが条件だ。目標は変えないが、自分たちにベクトルを向けて大分の試合で勝ち点3を獲れるように、常々選手たちには言っている。積み上げをするトレーニングを今週も、しっかりとやってくれた。1日、1日が大きな目標に近づく本当に近道だ。大事に持ちながら1歩1歩進みたい」と身を引き締めた。

コロナ禍の中で試合数のバラつきがある中、首位を独走する川崎を除外すると勝ち点でも得失点差でも並ぶ2位のG大阪とC大阪から9位の浦和までその差8ポイントの勝ち点だ。

(残り 2017文字/全文: 2480文字)

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