5得点の完勝で浦女が6年ぶりのリーグ制覇【河合貴子 試合のポイント/なでしこ16節愛媛戦】
(Report by 河合貴子)
5得点の完勝で優勝を決める
本当にあなたたちは、美しく、勇敢で、誇り高き浦和の戦士だ。最高の笑顔をありがとう!浦和レッズレディース!優勝!おめでとう!
照明塔に灯りが点り夕闇迫る浦和駒場スタジアムに、浦和の優勝を告げる笛が高らかに響き渡った。来シーズンからWEリーグ参戦が決まっている浦和にとって、最後となるなでしこリーグで他を寄せ付けない圧倒した強さで優勝を決めた。
浦和を愛する人々の魂が籠もった『聖地』浦和駒場スタジアムで優勝を決めたい思いが強かった。勝てば優勝が決まる一戦の相手は、今シーズンなでしこリーグ1部昇格した愛媛FCレディースだ。3勝2分け10敗と最下位で苦しむ愛媛と、12勝1分け2敗と首位の浦和とは、力の差は歴然としていた。
立ち上がりこそは優勝へのプレッシャーなのか、少し慎重なゲームの入りであった浦和だが、すぐに浦女らしさを取り戻し主導権を握っていった。浦和のエースストライカーである菅澤優衣香選手は、コンディションの状況もあってベンチスタートであった。だが、浦和の前線を引っ張っていったのはベテランの安藤梢選手であった。
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