浦レポ by 浦和フットボール通信

浦和にとって仕切り直しの一戦 マリノス戦で失敗したことにトライするか【神戸戦プレビュー】

(Report by 轡田哲朗)

メンバー変更については「どっちを選んでも理解できる」もの

浦和レッズは18日にリーグ第31節の先行開催(29試合目)で、アウェーのヴィッセル神戸戦を迎える。前の試合は横浜F・マリノスに2-6で大敗した。それも入ってもおかしくないなというシーンをことごとく失点していれば12点くらい取られていたような試合だったので、今のチームが持つ危うさみたいな部分が大きく表れたと思う。

せっかくなのでここの部分にだけ少し言及すると、いわゆる「負け方」の選択というのは監督のキャラクターが大きく左右する。例えば知的ゲームでもそうなのだけど、「このゲームは負けだな」という展開になった時に、結果としての負けを受け入れて負け幅を減らす方向でまとめるタイプと、100回に99回はそのまま負けるけど、1回の事件を求めて多くの場合に負け幅を大きくするタイプに分かれる。大槻毅監督は、比較的に後者の選択をするタイプなので、それのかなり悪い部分を引いたのがマリノス戦という感覚がある。

それで、スタメンを予想するのはまずまず難しいのだけど、これまでの大槻さんの起用を見ていると、練習などを見ていて「ちょっと使いたいな」と思っていた選手にバサッと代えそうなタイミングでもあるし、それまでの結果と内容が悪くないというよりも良いの範疇に入るものだったことから、「1試合の大敗でこれまでの継続性を失いたくないから同じメンバーにします」というのも納得ができる起用になるので、どっちに出るかは注目ポイントだと思う。

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